「jubeatが上手くなる」とは
jubeat Advent Calendar2018 をご覧の皆さん、こんにちは!
最終日、クリスマスの記事を担当させていただきます、ねこぽん( @neko_pon3 )と申します!
よろしければ最後まで見ていってください~
突然ですが、皆さんは普段jubeatをプレイする上で何を一番大切にしていますか?
当然ながらjubeatの楽しみ方は人によってさまざまですよね!
全譜面埋める人から好きな譜面以外ほとんど触らない人
Lv10.8の曲まで無研究を貫く人から、Lv8以下も研究してから臨む人
交互メイン、指押しメイン、ごり押しメイン、スライドメイン…etc
どのやり方が正解!なんてものはないと僕は思っています。
しかし、楽しみ方やプレイスタイルを問わず、このゲームは「スコア」という形で各譜面の達成度を数値化しますよね。
ノリノリで音楽に合わせてプレイする、新しい曲を知るきっかけとして使う、それも当然1つの楽しみ方だと思います。
それを踏まえた上で、「上達をスコアで実感する」ことはjubeatの最大の魅力であり、多くの人に共通する楽しみ方である、そう僕は考えています。
そして、多くのjubeatプレイヤーがこう思うわけです.
「jubeatが上手くなりたい!」
じゃあ具体的にどうやって?
→わからない!独学でやっても全然伸びを実感できない!
→そうだ、ランカーさんに質問箱で質問して答えてもらおう!
→「一概に上達法というのは言えません」
→end。ワラウケピw
そう、一概には語れないんです。
まず各人に応じた明確な目標を立てないといけないし、目標が仮に定まったとしてもTwitterなんかに垂れ流すには分量が多すぎる…
しかしjubeatにおける上達のセオリーが明確に存在していない今、多くの人がこの悩みを抱えているようです。
私個人の質問箱やリプライ、DMや口頭などで多くの相談を頂くこともありました。
そこで今回、このAdvent Calendarの企画に便乗する形で、私の思う「jubeatが上達するための具体的な目標とそれに到るための上達法」を記させて頂きます!
少しでも方針立ての参考になれば幸いです…!
(役者不足とか言わないで)
前置きが長くなりましたが、ここから本題です!
「jubeatが上手くなる」を目指すにあたって、まずは「jubeatが上手い」という状態になるための要素を具体的にザックリと分け、定義する必要があります。
「勉強が出来る」の中にも国語が得意、数学が得意など色々ありますよね!それと同じです。
ここでは私が普段から意識的に区別している3つの「jubeatが上手い」の要素を以下に記していきます。
①配置を覚えている難しい譜面を押す地力がある
②配置を覚えていない・忘れている譜面でも咄嗟に対応して押せる地力がある
③初見(曲も譜面も知らない状態)でも譜面を正確に認識する地力がある
私はよく上から順に「押す地力」「対応力」「認識力」といって区別して考えています。
この定義の下で明確に細分化した場合に限り、私はこの3つの地力の高低には
「一切相関性はない」
と考えています。
この3つの地力が相互に作用することで「jubeatが上手い人」が出来上がるのです。
さて、「jubeatが上手い」という状態を定義したところで、次はどのようにあなた方がjubeatを上手くなりたいか、明確な目標を定めましょう!
これが第二のタスクとなります。
この記事を読んでくださっている皆さんがどのような目標をお持ちになるかは私には分かりえないので、ここでは私が勝手に目標を3つ提示させてもらいます!
そして各目標に応じて、先述した「3つの地力」のうち、どの要素がどれだけ必要かを独断と偏見で記述していきます。
自分のなりたい姿はこっち寄りだな…と思うパートに自らを当てはめてご覧ください。
①研究してもいいから、難しくてカッコいい譜面をエクセしたい!
押す地力:10
対応力:0
認識力:0
しょっぱなから極端な必要地力分布になりましたね(笑)
しかしこの地力分布こそがjubeatの最大の特徴、魅力を示していると僕は思っています。
jubeatでは認識力や対応力がなくとも、研究して丸暗記し、やり方を間違えずに練習しさえすればランカークラスのスコアを出せる。つまり全曲でそれをすれば擬似的にランカーになれる
jubeatを始めたその時から僕はここに魅力を感じ、それゆえ今までこのゲームを続けてきました 。
現状のKAC予選やjubilityシステムに採用されており、無料化やランキングの実装などで盛り上がりを見せているハードモードに関してもこのやり方で「押す地力」のみを養えば、一定のスコアライン(現状のKAC団体戦における予選通過ライン程度)まではたどり着けると考えています!
しかしこのタイプの欠点は致命的にローカルに弱くなります…
やってない譜面は当然としても、エクセしていたところで覚えていない譜面が飛んできた場合には、対応力も認識力もないため、微かな記憶を辿って押そうとしたところで取り返しのつかない低いスコアを出してオワオワリ。ワラ
copious以前までのLv10の数ならこのやり方でもローカルに強くなれました。全譜面暗記することが可能だったからです。
しかし前日に僕の親友しすたーくん(@erioty_sis )の記事で書いているとおり、saucer以降の急激なLv10追加によってこのやり方のみでローカルマッチングに強くなることは絶望的に…
なので、好きな曲を十全に楽しむ目的のみなら押す地力のみを上げていけば良いかと思います!
しかし、仮に今後KACのような大規模大会に出場するだけでなく、そこで良い結果を残したいと考えている人にはこのやり方のみで突き進むのはお勧めしません!
②ガッツリ研究しないでもいろんな譜面をエクセレントしたい!
押す地力:2~8(エクセレントしたい譜面の難易度に応じる)
対応力:10
認識力:6
このタイプの人が全ユーザーの中での割合が一番多いのではないでしょうか?
多くのユーザーの方が「ハンドクラップ動画を見る」や、「分からない部分だけmemoや動画で配置を確認する」程度のプチ研究はしたことがあると思います!
そういう行為をすれば認識力の多少足りない部分は補えるので6としました。
その詳しい方法や効果についてはそらまめくん(@G_SAN1919 )の記事で詳しく著してくれていますので、よろしければそちらを是非!
また、いろんな譜面をエクセレントするにあたり、押す地力が足りている曲に関しては特に、少ない回数で終わらせるのが必要になります!
それゆえ咄嗟の対応力は大いに必要になります!
またこのタイプの「jubeatが上手い」人は総じて対応力と認識力に富んでいるため、ローカルマッチングがとても強いです!
忘れているはずの譜面ですらエクセレントやそれ付近のスコアを出してきますね…
友人と遊ぶときにローカルマッチングで勝ってキモチヨクなりたい人はこのタイプを目指すと良いと思います!
しかしjubeatの先述したゲーム性上、ガッツリ研究しないでエクセレントを出すのは限界がある、と僕は感じています。
10.8の2曲、prayerやStand alone beat mastaを研究無しでその場の認識だけでエクセレントする地力がある人なんていないか、もしくはいても片手で数える程度ではないでしょうか?
なので、最終的にローカルマッチングで最上位曲が飛んできても動じずに高スコアを出すためには、押す地力を養う必要がある、といった観点でも研究することは必須になってくると考えています。
③初見でも高スコアを出せるようになりたい!
押す地力:6
対応力:9
認識力:10
初見でスコアを出すにあたって、当然ながら知らない譜面を一瞬で認識することが最も必要になってきます!
また対応力がなければ、先述の定義に基づいた「押す地力」にどれだけ富んでいてもそれを活かすことができません!
誤魔化してそれっぽく繋げる地力、というのも対応力の一環であるため、対応力も相当数必要になります。
僕は自らのことを押す地力と認識・対応力がかけ離れているユーザー代表と認識している位には認識・対応力に欠如していますが、それでもごくまれに上手く初見をさばけた時の快感は名状しがたいものがありますね~
その快感と貴重さについては認識力・対応力が全国屈指のプレイヤーこばくん(@uba_S_ab_ok )の記事に記されています!よろしければそちらもお読みください!
さて。ここまでつらつらと「jubeatが上手い」とはなにか、そしてそれの目標について書き並べてきました。
「じゃあどうやればその3つの地力は養えるの?」
この疑問に対して完璧な答えはない、と私は考えています…orz
しかし、ベストの答えが出せずともベターは提示できる、そう考えて僕の独断で各地力の上達法をお答えします!
この先はそれを踏まえてお答えください。
①押す地力の養い方
1)まずは自分のメインの押し方を決める。(指押し、ごり押し、スライド、交互)
2)それに応じて自分の押す地力の限界より少しだけ難しい譜面の運指を組む
3)エクセまでやる
4)1~3を繰り返す
簡単に見えますが、それぞれのセンテンスにおいて最適解を導くのは想像以上に難しいです。
このときのポイントとして「運指を組む際に自分に合った運指を採用する」こと、そして「運指を練習する際、その手の動かし方や形に囚われすぎず『音楽ゲーム』としてリズムを大切にする」ことの2つが挙げられます。
その2点を大切にするために、研究する曲のチョイスがとても大切になります。
身近に信頼できる実力者がいる場合はその人に教えを請うのが一番だとは思いますが、あえてここで始めて研究する際の選曲のコツを著すならば
「形とリズムどちらもがややこしい曲は選ばない」
これに尽きますね。
FLOWERやAIR RAID FROM THA UNDAGROUNDなどの曲は一見するとパターン譜面で研究が楽に感じますが、どちらも手の動かす形やリズムがとても難しいです。
研究に不慣れな人がこの手の譜面に着手すると決まって「形に気をとられてリズム通りに叩けず、形は整ったものの990~995k付近で停滞する」現象が起こります…
こうなってしまうと一度やると決めた曲のスコアが停滞する分モチベーションが低下しがちになるので、もう少し手軽な曲(ALBIDAやconconなどがオススメ)で挑戦するのが良いかと思います。
研究のやり方に関しては、かわいい僕のよねくん(@AO8_MOCA )の記事にて詳しく書かれていますのでご覧ください!
②対応力の養い方
1)自分が初見で980k付近を出せるレベル帯の曲を触ります
2)その曲を初見から3回連続でやります。
3)仮にエクセレントが見えそうならエクセまでやって決定力も身に着けます。
4)1~3を繰り返す
あまりに難しすぎて認識力が追いついていない場合、そもそも対応力もクソもあったもんじゃないので曲選びは慎重にしましょう!
また、初見から3回連続で選曲する理由ですが、初見で「認識できたけど対応できなかった部分」にきちんと手を飛ばす練習をするためですね。
それゆえ、つい2分前に来た譜面を思い出してプレイすることになるため、現地での譜面の暗記力が上昇します。一石二鳥ですね。
模試を受けてやりっぱなしでは賢くなりませんよね、やり直しをして始めて効果があります!それはjubeatでも言えることです。きちんと復習してスコアを残しましょう。
③認識力の養い方
1)弐寺をやる
2)ポップンをやる
3)ボルテをやる
4)1~3を繰り返す
楽しい!
上のやりかたがつまらない人はこちらをどうぞ。
1)ひたすら初見をやる。
初見力は初見の譜面をやることでしか上達しない、と僕は考えています
しかしjubeatにはご存知のとおりランダム機能が存在しないため、初見のプレイ数には限界があります…
それゆえ初見プレイの際に「ナァナァにプレイするのではなく、初見できちんと見切ろうと気合を入れる」ことが最も初見が上手くなるための近道かと思います。
全譜面埋めてしまったあとはjubeat plusにのみ搭載されているランダム機能を使用したり、横プレイ縛りでやってみるのも実力の向上に役立つ、と聞いたことがあります!
もし初見の曲を全部埋めてなお初見力が欲しい場合は試してみるのも一手ではないでしょうか?
譜面を俯瞰するだの、運指はどう組むだの、分業にこだわらないだの、細かいコツを言い始めればきりがないので、この辺で終わりにしときます。
全てあくまで僕の一存での上達法ですので、鵜呑みにせず、でも参考にして頂けるのなら幸いです…!
ここまでクッソ真面目な上達についての話をタラタラと書いてきておいてなんですが、僕はあくまで
jubeatは娯楽であり、楽しむものである
と考えています。
「スコアが伸びないからこれをしないと…でもこんなことやりたくない…」
楽しむためにスコアアップがしたいのに、スコアアップが出来なくて苦しむのでは本末転倒ですよね。
極論かつ身もふたもない話ですが、この考え方を根本に持って普段から楽しんでjubeatをプレイしていれば自ずと上達は見えてくると思います。
jubeatの上達は、あくまでjubeatを楽しむ手段の一つであり、それだけが目的ではないことを心に留めつつ、スコアアップに取り組みましょう!
最後になりますが、これまでのadvent calendarで素晴らしい記事を書いてくださり、バトンを繋いでくれた皆様、企画してくださり、この記事を書く機会を与えてくださったごろーさん(@miz56_ )、そして読んでくださった読者の皆さん。
本当にありがとうございました。
稚拙な記事ですが、少しでも皆さんのモチベーションに、そして指針立ての一環として使っていただければ幸いです!
これからも皆でjubeatを支えて、そして楽しんでいきましょう!